【近鉄】大阪と名古屋を結ぶ特急列車「ひのとり」をご紹介!

特急

 この記事では近鉄が運行する特急列車「ひのとり」について解説しています。

「ひのとり」とは

車両・所要時間

「ひのとり」で使用される近鉄80000系電車

 ひのとりは近鉄が大阪難波~近鉄名古屋間で運行している特急列車です。「ひのとりで,大阪へ。名古屋へ。リーズナブルに」というスローガンで運行されています。2020年より運行を開始した赤い車体が特徴の近鉄80000系電車が使用されており,大阪難波と近鉄名古屋を2時間10分ほどで結んでます。

座席

 「ひのとり」の座席は「プレミアムシート」と「レギュラーシート」の2種類となっています。いずれの座席にも「バックシェル」と呼ばれる,リクライニング時に後ろの人が窮屈さを感じないような仕様になっています。

プレミアムシート

 「プレミアムシート」は両側の先頭車両「プレミアム車両」に設置されており,本革製の電動リクライニングシートとなっています。シートピッチは約1,300mmと大きく,新幹線における「グランクラス」と同等です。ほかにも電動のレッグレストや大型のヘッドレスト,シートヒーターなどが備えられています。

レギュラーシート

 「レギュラーシート」は確かに「プレミアムシート」と比べるとやや劣りますが,それでも新幹線におけるグリーン車同等の座席(シートピッチは1,160mm)で非常に快適です。

停車駅・運賃

近鉄HPより引用

 ひのとりの停車駅は「大阪難波」,「大阪上本町」,「鶴橋」,大和八木,「津」,白子,近鉄四日市,桑名,「近鉄名古屋」となっています(「」の駅は全列車が停車,他は一部列車が停車)。

 ひのとりに乗車する際の料金は運賃のほかに特急料金と「ひのとり」特別料金が必要となります。「ひのとり」特別料金については「プレミアムシート」と「レギュラーシート」で異なります。以下の表は大人1人当たりの合計料金(上段:プレミアムシート,下段:レギュラーシート)です。

購入方法

 ひのとりの特急券はインターネットや駅窓口,旅行会社等で購入することができます。ここではインターネットでの購入方法について解説します。

近鉄インターネット予約サービスHP

 まずは近畿日本鉄道のインターネット予約・発売サービスのHPにアクセスします。ここでは会員登録なしでも特急券を予約・購入することができます。急ぎの場合は会員登録なしでの予約がいいでしょう。しかしポイントがたまったり,ポイントで特急券を購入できたりするので何度も利用する見込みのある人は会員登録をするのをおすすめします。

会員登録

 新規会員登録をする場合は「新規会員登録はこちら」を押します。すでに会員登録を行っている人は不要ですので,会員番号とパスワードでログインしてください。

そうすると利用規約が表示されますのでよく読んだうえで同意する場合は「上記の規約に同意します」にチェックを入れて「次へ」を押します(同意しない場合は会員登録ができません)。

次に名前や住所,電話番号などの情報を入力します。クレジットカードでの決済をしたい場合はこのときにカード情報の登録を行います。入力が終わったら入力した情報の確認後,仮登録をします。

すると入力したメールアドレスに仮登録完了のメールが届きますので,そのメールに記載のリンクから本登録を完了させます。このとき6桁の会員番号が表示されます。この番号はログイン時に必要となりますので,スクリーンショットなどで記録しておくのをおすすめします。

予約・購入

 近畿日本鉄道のインターネット予約・発売サービスのHPにログインします。そしてTOP画面の「チケットレス特急券 購入」を選択します。ここでクレジットカードを登録していない方は登録するように案内されますから,会員情報変更画面から登録するか,上の画像の左下にある「特急券 仮予約(駅で支払い)」を選択してください。

乗車したい列車の発車日時と乗車区間を選択し,検索をします。

乗車したい列車(今回はひのとり)を選択します。この際にシートごとの空き状況も表示されます。×の場合は利用できませんので,他のシートタイプか他列車を利用してください。

利用したいシートタイプを選択し,座席位置を選択してください。

乗車区間や列車,料金を確認の上,支払い方法を選択します。この時に使用できる支払方法は事前に登録してある「クレジットカード」か「ポイント」となります。

特急券の内容が間違っていないかを確認の上,購入決定を押します。この方法で購入した場合はチケットレスですので,紙の特急券を発行する必要はありません。利用時は購入したことがわかる端末と,別途有効な乗車券をもって乗車してください。

まとめ

 以上が近鉄を代表する特急列車「ひのとり」のご紹介でした。同区間は新幹線が大きなシェアを占めていますが,このひのとりは新幹線にはない座席の豪華さが,よりリーズナブルに体験できます。ぜひ時間に余裕のある旅行で利用してみてはいかがでしょうか。

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