【青春18きっぷと何が違う?】北海道&東日本パスをご紹介!

JR北海道

 この記事では東日本・北海道で利用できるフリーパスタイプのお得なきっぷ、「北海道&東日本パス」をご紹介しています。

 この切符とよく似通っている青春18きっぷについては以下の記事で詳しくご紹介しています。

どんなきっぷ?

 以下の表に主な情報をまとめました。

価格大人:11,330円
小児:5,660円
有効期間7日間
発売期間春季:2023年2月20日~2023年4月16日
夏季:2023年6月20日~2023年9月24日
冬季:2023年12月1日~2024年1月4日
利用期間春季:2023年3月1日~2023年4月22日
夏季:2023年7月1日~2023年9月30日
冬季:2023年12月10日~2024年1月10日

価格

 価格は大人11,330円、小児5,660円です。7日間有効ですので、1日当たり大人約1,618円、小児約808円となっています。

 この価格は青春18きっぷが1日当たり2,410円であることを考えると、青春18きっぷよりも1日当たりの金額がお得になります。

 また青春18きっぷとは異なり、小児料金の設定があるため、子供を連れての旅行で特にお得になります。

有効期間

 有効期間は7日間と、他の切符に比べても長めの設定になっています。またこの7日間は連続している必要があるため、青春18きっぷとは異なりバラバラに利用することはできません。

利用期間・販売期間

この切符には利用期間が設定されています。

春季:2023年2月20日~2023年4月16日
夏季:2023年6月20日~2023年9月24日
冬季:2023年12月1日~2024年1月4日

また販売期間は以下の通りです。

春季:2023年3月1日~2023年4月22日
夏季:2023年7月1日~2023年9月30日
冬季:2023年12月10日~2024年1月10日

期間限定ですので利用する際はお早めに購入しておきましょう。

フリーエリア

 この切符は名前の通り、東日本や北海道で利用ができるきっぷとなっています。

 フリーエリアはJR東日本線、JR北海道線、青い森鉄道線、いわて銀河鉄道線および北越急行線の全線とし、フリーエリア内は普通列車(快速含む)普通車自由席及びBRTが乗り降り自由です。ただし道南いさりび鉄道線(木古内~五稜郭間)は利用できません。

 また、青春18きっぷ同様特急列車や新幹線は利用できません。利用する際は他に運賃と特急料金等が必要になります。ただし、新青森~新函館北斗間で立席に限り、別途特定特急券を購入すれば乗車することができます。この際は座席の指定はできませんが、普通車の空いている席を利用することができます。

 奥羽本線の「青森~新青森」間相互発着および石勝線の「新夕張~新得」間内相互発着に限り、特例として北海道&東日本パスのみで特急・急行列車の普通車自由席が利用可能です。

販売場所

 この切符はJR東日本の主な駅の指定席券売機やJR東日本・北海道のみどりの窓口、旅行会社等で販売しています。一部箇所では取り扱っていません。

払い戻し

 払い戻しは有効期間内かつ未使用に限り、発売箇所で行うことができます。また、列車の運行不能による払い戻しはできません。

青春18きっぷと比較!

 同様の内容の切符として「青春18きっぷ」が非常に有名です。この北海道&東日本パスと青春18きっぷを、以下の項目で比較してみました。

価格

 価格は青春18きっぷが12,050円、北海道&東日本パスが大人11,330円、小児5,660円で、北海道&東日本パスのほうが安くなっています。また小児料金の設定もされているため、こどもと一緒に旅行する際には特にお得になります。

 また1日当たりの価格も青春18きっぷが2,410円なのに対し、北海道&東日本パスは大人約1,618円、小児約808円で、非常にお得だということがわかります。

フリーエリア

 フリーエリアはJR東日本・北海道エリアということもあり、青春18きっぷに比べるとそのエリアは限定されます。

 特急列車や新幹線の取り扱いについては青春18きっぷと同じで乗ることができません。

利用しやすさ

 利用しやすさというと様々な要因がありますので一概には言えませんが、個人的には5回に分けて使うことのできる青春18きっぷのほうが使いやすいのではないかと思います。

 青春18きっぷは5回分ありますが、これをバラバラの日に使うことができるだけでなく、1枚の切符を複数人で利用することもできるため、自由な使い方ができます。それに対して北海道&東日本パスは1人1枚必要で、連続した7日間しか利用することができないという点で自由度が低いと言えるでしょう。

まとめ:青春18きっぷとどう使い分ける?

 以上が北海道&東日本パスのご紹介でした。利用できる期間や列車などが青春18きっぷと似通っている部分が多いきっぷですので、青春18きっぷとどう使い分けるといいのでしょうか。

 結論は長距離移動を伴うなど、7日間かけて旅行をする際におすすめでしょう。これは連続7日間のみが有効である点に起因します。ですので、北海道を普通列車で一周したい時など、7日にわたって旅行する際に利用するのがおすすめです。

 このきっぷは1日当たりの価格が安く、小児料金の設定があるなどお得な価格設定になっているため、ぜひ興味のある方は使ってみてください!この切符について詳細情報を知りたい方はこちらのページでご覧ください。

 北海道をお得に旅できるきっぷは他にも「北海道フリーパス」があります。こちらについては以下の記事で紹介しています!

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