【JAL】国内線の乗り継ぎはどうやる?手続きは必要?

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 この記事ではJAL国内線を乗り継いで利用する際に必要な手続きや条件,予約方法などをご紹介しています。

乗り継ぎとは

 飛行機を利用する際に,例えば「山形→羽田→那覇」のように2区間以上を連続で搭乗することを乗り継ぎと言います。この乗り継ぎでは条件によっては羽田で制限エリアを出ることなく(つまり保安検査を羽田で受ける必要がない)山形から那覇に行くことができます。

乗り継ぎの条件

 乗り継ぐ空港で制限エリアから出ることなく,そのまま乗り継ぎをする際には以下の条件を満たす必要があります。

  • 同一の予約記録であること
  • 最低乗り継ぎ時間を満たしていること

同一の予約記録であること

 乗り継ぎを含んだ航空券を予約する際,以下のような画面で予約される場合がほとんどでしょう。

これで予約する際は同一の予約記録となります(まとめて購入できている)ので羽田空港で制限エリアを出ることなく,そのまま次の便の搭乗ゲートに進むことができます。

 逆に別々の予約の場合,つまり「山形→羽田」と「羽田→那覇」の航空券を別々に購入した場合はそのままでは乗り継ぐことはできません。

例えばスカイメイトや当日シニア割などは1区間ずつしか予約できないので別々で予約する必要があり,そのままでは乗り継ぐことができません。この場合は出発空港(この場合は山形空港)のJALカウンターで係員に乗り継ぎをしたいという旨を伝え,手続きをしてもらえば乗り継ぎが可能となります。

もしカウンターで手続きをしなかった場合はいったん制限エリア外に出てから、もう一度保安検査を受けて制限エリア内に入ればOKです。

最低乗り継ぎ時間を満たしていること

 最低乗り継ぎ時間とは航空会社が空港ごとに設定している、最低限確保するべき乗り継ぎ時間のことです。

 この時間を満たすことにより、もし乗り継ぎ便に到着遅れで乗り遅れた場合でも、次の便などに振り替えてくれるといった補償をしてくれます。

また乗り継ぎ便をJAL公式HPで購入する際には最低乗り継ぎ時間を満たしていないと購入ができないようになっていますので、もし乗り継ぎ便がどうしても購入できない場合は、乗り継ぎ空港の最低乗り継ぎ時間を満たしているかをチェックしてみてください。

国内線JAL便同士の最低乗り継ぎ時間は、羽田空港と那覇空港は30分以上、その他空港は20分以上となっています。

乗り継ぎ方法

 JAL国内線における乗り継ぎ方法は空港によって異なります。

 例えば羽田空港や那覇空港、伊丹空港のように、出発と到着が同じフロアになるような場合は到着後そのまま自分で次の便のゲートに進めば良いです。

 またセントレアや新千歳空港のように出発と到着で別れている空港もあります。この場合で、乗り継ぎ便がグランドスタッフさんにより案内されているときはその方に声をかけると出発フロアにそのまま案内してくれます。

 ただし地方空港などで乗り継ぎ客が想定されていない場合は、一旦いつも通り到着口から制限エリアを出て、また保安検査場に進み、制限エリアに入り直すのがいいでしょう。

注意点

 JAL国内線同士の乗り継ぎの際には以下のような注意点があります。

  • 同一空港での乗り継ぎかどうか

同一空港での乗り継ぎかどうか

 これは特に札幌や大阪で発生する乗り継ぎです。例えば中標津空港→羽田空港で札幌乗り継ぎの場合、中標津空港からの便は丘珠空港に到着しますが、羽田便は新千歳空港からの出発となるため、同一空港の乗り継ぎではありません。同様に大阪でも伊丹と関空といったように別空港の乗り継ぎとなる場合があります。

 ですので航空券を購入する際には同一空港かどうかをチェックしてください。またどうしても別空港の乗り継ぎになる場合は最低乗り継ぎ時間が変わりますので、その時間を満たすような航空券を購入してください。なお別空港の乗り継ぎ時間は以下のようになっています。

  • 羽田↔︎成田・・・180分以上
  • 伊丹↔︎関空・・・175分以上
  • 新千歳↔︎丘珠・・・150分以上

まとめ

 以上がJAL国内線における乗り継ぎ方法のご紹介でした。地方に住んでいる方で直行便がないところに行く場合、よく乗り継ぎをする必要が出てきます。ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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