【スカイマーク】たす得・いま得とは?スカイマークの運賃について解説!

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 この記事ではスカイマークの運賃「たす得・いま得」をはじめとしたスカイマークの運賃をご紹介します。スカイマークは羽田で乗ることができ、JALやANAと比べても安く乗ることができる航空会社として人気を集めています。ですのでこの記事を参考に、移動手段をまた1つ増やしてみてはいかがでしょうか。

スカイマークとは?

Wikipediaより

 1996年に開業した航空会社で、国内の輸送人員数はJALやANAについで第3位となっているほど人気の高い航空会社です。都心に近い羽田空港を中心に路線を展開しているため、都内からのアクセスが成田空港を利用する、LCCといった航空会社に比べてよいことが魅力です。また、JALやANAといったFSC(フルサービスキャリア)よりも比較的安価に乗車できることも魅力です。LCCやFSCの違いについては以下の記事をご覧下さい。ちなみにスカイマークはMCC(ミドルコストキャリア)といわれています。

他の航空会社として、JALのお得な割引「スカイメイト」については以下の記事でご紹介しています。

スカイマークの運賃の種類は?

スカイマークには以下の運賃の種類があります。

大人普通運賃・小人普通運賃

予約受付期間販売開始~搭乗日当日
予約変更同額運賃同一区間に限り可能
(搭乗日により差額の調整あり)
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料出発時刻まで:無料
出発時刻後10日以内まで:5000円(小人は2500円)

 これはその名の通り、通常価格での運賃となります。大人は満12歳以上が、小人はそれ以外が対象となります。座席を使用しない満3歳以下の幼児が同伴する場合は、大人1人につき幼児1名が無料となります。

 こちらの運賃は他の運賃に比べると割高になりますが、その分当日まで購入ができる点や、取消、変更に制限がないこともメリットとして挙げられます。

障がい者割引運賃

予約受付期間販売開始~搭乗日当日
予約変更同額運賃同一区間に限り可能
(搭乗日により差額の調整あり)
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料出発時刻まで:無料
出発時刻後10日以内まで:5000円(小人は2500円)

 障がい者割引運賃は、有効な身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている人と、その介護人(満12歳以上で同時に搭乗する人のみ)が対象となります。

 航空券の購入時、および搭乗手続き時に有効な身体障害者手帳、戦傷病者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳を提示する必要があります。

いま得

予約受付期間販売開始~搭乗日の3日前
予約変更不可
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料搭乗日30日前まで:4,000円
29日前~出発時刻まで:5,000円
出発時刻後:取消不可

 いま得は、搭乗3日前までの予約で利用できる割引運賃となります。便ごとの混雑予想に基づき運賃が設定されているため、混雑が見込まれる場合は高く、そうでない場合は安く運賃が設定されています。

 他の運賃と比べても割引率が高くなっていますが、その反面予約変更が不可能であったり、取消手数料が割高になっていますので、確実に利用することがわかってから予約するのをおすすめします。ただし座席数が限定されていますので、あまりに遅いと満席となっている可能性もあります。ご注意ください。

たす得

予約受付期間販売開始~搭乗日前日まで
予約変更可(同種運賃同一区間に限る)
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料出発時刻まで:2,500円
出発時刻後:取消不可

 たす得はいま得よりも制限を緩和した運賃となっています。その分やや高くなりますが、急な日程変更にも対応できるメリットがあります。

 また、席数は限定されていますが前日までの予約が可能ですので、急な出張等にも利用することができます。予約変更の際は、座席数制限がありますので注意が必要です。こちらもいま得同様、混雑予想に基づいて価格が変動します。

SKYセール

予約受付期間キャンペーン実施期間中
予約変更不可
払戻手数料
取消手数料払戻不可

 SKYセールは不定期で行われるセール時に設定される運賃となっています。過去には那覇から宮古島へ片道3,000円で行くことができるセールや、茨城を発着する便に割引が設定されたセールなどが開催されています。

 SKYセールはお得に搭乗ができる分、払い戻しができませんので注意が必要です。またセールによって予約期間が変わりますのでチェックを欠かさないようにしましょう。

地域スペシャル

予約受付期間キャンペーン実施期間中
予約変更可(同種運賃同一区間に限る)
払戻手数料キャンペーンによる
取消手数料キャンペーンによる

 地域スペシャルは、○○○スペシャルといった名前で、地域限定で設定される運賃となっています。過去には「下地島スペシャル」が販売されています。

 こちらの大きな特徴は、同種同一区間であれば予約変更が可能である点にあります。ただし予約期間や払い戻し、取消等の取り扱いについては、キャンペーンごとに異なりますので事前に確認しておきましょう。

シニアメイト1

予約受付期間搭乗日前日(朝7時)~搭乗日当日まで
予約変更不可
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料出発時刻前:5,000円
出発時刻後:不可

 満60歳以上の人が、搭乗日の前日7時から当日までに予約することで利用ができる割引運賃になります。いま得やたす得同様、こちらも座席数に限りがあります。

 利用時には運転免許証といった年齢がわかる公的書類を係員に見せる必要があります。60歳以上の方で、急な用事ができた際に便利となっています。

乗継運賃

予約受付期間組み合わせるもう一区間の運賃の適用条件に準じる
予約変更組み合わせるもう一区間の運賃の適用条件に準じる
払戻手数料1人当たり2区間で500円
(1区間のみの払戻は不可)
取消手数料出発時刻前:無料
出発時刻後:不可

 乗り継ぎ運賃は指定された便の組み合わせを、同じ日に乗り継ぐ場合に利用できる割引運賃となっています。全区間を一気に予約することができます。

 こちらの運賃の注意点としては、2区間併せて1セットとなっているため、片方の区間のみを取り消すことはできません。

島民専用割引

予約受付期間販売開始~搭乗日当日
予約変更同額運賃同一区間に限り可能
(搭乗日により差額の調整あり)
払戻手数料1人当たり500円
取消手数料出発時刻まで:無料
出発時刻後10日以内まで:1,500円

 島民専用割引とは、宮古市、多良間村で発行された沖縄県離島住民割引運賃カードを持っている人が利用できる割引運賃です。対象路線は宮古(下地島)~那覇線となっています。

 子の運賃を諒する際は有効な沖縄県離島住民割引運賃カードを係員に見せる必要がります。搭乗時にもっていない場合、有効期限が切れている場合はこの運賃の利用はできませんので注意が必要です。

筆者おすすめ運賃は?

 私がおすすめする運賃は、「たす得」と「いま得」です。両者とも普通運賃に比べて安く乗ることができるのでお勧めです。

 また、前者は予定変更の懸念がある人に、後者は絶対に予定変更がない人におすすめです。

まとめ

 今回の記事ではスカイマークの運賃を解説しました。特に「たす得」と「いま得」は割引率が高く、非常に使いやすい運賃となっています。

 またスカイマーク自体も、東京都心に住む人にとって非常にアクセスのいい羽田空港を軸に路線を展開しているためおすすめの航空会社です。

 ぜひこの記事を参考に、よりより空の旅を体験してみてはいかがでしょうか。

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