【徹底比較】東京~博多間を移動するには新幹線?飛行機?

JR東海

はじめに

 この記事では東京から人気の観光地である福岡の博多まで移動する際に、どの交通機関を用いて移動するのがいいのかを徹底比較しています。移動費用はもちろん、移動時間の観点からも比較していますので、最後まで読んで参考にしてみてください!

東京~博多間にはどんな移動方法があるの?

東京から博多に移動するにあたって代表的な移動手段は以下の通りとなるでしょう。

  • 飛行機
  • 新幹線
  • フェリー
  • 高速バス

 この中でも今回取り上げるのは、最も需要があるであろう「飛行機」と「新幹線」とします。

各交通機関について説明!

飛行機

運行本数57便/日
利用者数407万8289人/年
所要時間約2時間
料金約4万5千円(JAL・当日)
羽田空港→福岡空港の場合

 先ほども述べましたが、この移動方法が最もポピュラーといっていいでしょう。羽田空港や成田空港から毎日数多くの飛行機が飛んでおり、利便性は抜群にいいです。例えば羽田空港から福岡空港に行く場合は、ある日では1日あたり57便が運行されています。利用者数は2021年度において日本国内で最も多いです。所要時間は他の3つに比べても早いです。

 飛行機のデメリットとしては、羽田空港を利用する場合はともかく、成田空港は都心からやや離れた位置にあるため、そこまで行くのが大変です。また、手荷物検査などがもっとも厳しいため、ほかの方法では持ち込めるのに、飛行機には持ち込めない荷物があったり、重量に制限があります。またこの検査にも時間がかかるので、余裕をもって空港に行く必要があるでしょう。

 料金についてはどの航空会社で行くかにもよりますが、新幹線と同じくらいの快適さを求めるのであればそれなりに高くなります。例えばJALだと当日で45,580円、28日前までの予約で19,180円となっています。料金の面では新幹線のほうが1枚上手でしょう。

 個人的にはスカイマークの利用がおすすめです。羽田空港から出発するためアクセスが良く、かつサービスもいいため、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

新幹線

運行本数30便/日
利用者数1万人/日
所要時間約5時間
料金約2万4千円(普通車指定席・当日)
羽田空港→福岡空港の場合

 飛行機の次に利用者が多いのが新幹線です。移動時間が飛行機に比べて大幅に変わります。飛行機利用と新幹線利用の境目といわれるのは4時間といわれており、この場合はそれをオーバーしてしまっています。運行本数については航空機に比べると少なくなりますが、実用上は何の問題もないでしょう。

 しかしながら新幹線で移動するメリットももちろんあります。それは乗るまでの時間の短さです。飛行機の解説でも言いましたが、特にLCCの多い成田空港は都心から離れているため、移動時間が追加でかかります。また、搭乗手続きや手荷物検査、荷物を預ける時間などがかかるため、早めに空港についておく必要があります。

 それに対して新幹線は切符を購入すれば、あとは改札を通るだけで乗ることができます。また停車駅も「東京」や「品川」といった都心にあるため、空港に比べてもかなりアクセスがいい場所となっています。博多に関しては空港が中心部のすぐ近くにあるため、新幹線の優位性は少しなくなりますが、それでも検査の有無により、優位性は保たれていると言えるでしょう。

 料金も当日の購入では飛行機よりも安く購入することができます。当日に移動しなければならず、移動時間が少しかかってもいい場合は新幹線のほうがいいでしょう。

 ちなみに21日間前までの予約で利用できる割引商品「早特21ワイド」だと、17,000円となります。早特商品については以下の記事で詳しく紹介しています。

様々な面から比較!

価格面

種類飛行機(JAL)新幹線
割引なし(当日購入)45,580円23,610円
最大割引19,180円17,000円

 価格面では当日購入、最大割引ともに新幹線のほうがJALに比べて安くなっています。しかしながらこれは飛行機に新幹線並みの快適性を求めた場合で、LCCでも構わない場合は新幹線よりも安くなる場合もあります。

移動時間面

移動手段移動時間
飛行機(羽田→福岡)約2時間(空港までの移動を考えると+1.5~2時間)
新幹線(東京→博多)約5時間

 移動時間では飛行機が圧勝しています。しかしながら飛行機は都心からの移動時間、手続きの時間などがあるため、飛行機に乗っている時間以外にも時間がかかります。それに対して新幹線は都心に駅があり、かつ乗車までもスムーズです。

定時性

 新幹線の平均遅延時間は24秒といわれているほど、新幹線は定時性に優れています。また、飛行機に比べると運休率も約半分となっており、新幹線のほうが定時性の面では優れていることがわかります。ですので、定刻に着くことにシビアな方は新幹線のほうがおすすめです。

結論

以上からこのような場合に飛行機・新幹線を使う方がいいことがわかります。

  • 所要時間が短い方がいい人は飛行機
  • 時間に余裕があり、価格を抑えたい、定刻通りにつきたい人は新幹線

価格に関してはLCCを使うと新幹線よりも安くなることはあります。しかし新幹線と同じくらいの快適さで移動したい方は飛行機だと高くつくので注意です。

最後に

 以上が東京~博多間を移動するのに適した交通手段の比較でした。この区間は観光や仕事などで多くの人が行きかいます。

 実際に選択する際は価格や時間など、自分の求めるものをハッキリとさせ、両者のメリット・デメリットを確認したうえで選ぶといいでしょう。

 LCCについては以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください!

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