【台湾】台湾・台北付近にある「桃園空港」と「松山空港」は何が違う?

旅行

 この記事では日本人に人気の観光地である台湾の台北付近にある主要空港「桃園空港」と「松山空港」を比較しています。

場所の違い

 桃園空港と松山空港の場所は大きく異なります。どちらも台北市近辺にありますが,桃園空港は台北市のお隣にある桃園市にあります。対して松山空港は台北市内にあり,中心部により近いと言えます。しかしながら桃園空港も後でご紹介しますが,都心部からのアクセスはいいです。

乗り入れ路線・航空会社の違い

 桃園空港と松山空港は乗り入れている路線や航空会社が大きく異なります。

桃園空港

成田空港に到着したチャイナエアライン(筆者撮影)

 桃園空港は台湾最大の国際空港であり,数多くの航空会社が乗り入れています。日本の都市に乗り入れている航空会社は以下の通りです(括弧内は就航地)。

  • チャイナエアライン(福岡・広島・セントレア・那覇・関空・新千歳・高知・成田・熊本)
  • エバー航空(成田・関空・新千歳・仙台・小松・福岡・那覇)
  • スターラックス航空(成田・関空・セントレア・新千歳・仙台・福岡・那覇・熊本)
  • タイガーエア航空(羽田・成田・関空・セントレア・新千歳・旭川・函館・花巻・仙台・茨城・新潟・小松・岡山・高知・福岡・嵯峨・那覇)
  • キャセイパシフィック航空(成田・関空)
  • JAL(成田・関空[季節運航])
  • Peach(羽田・成田・関空・セントレア・那覇)
  • ジェットスター(成田・関空)
  • ベトジェット(関空)
  • ライオンエア(成田)
  • バティックエア(関空・セントレア・那覇)
  • スクート(成田)

 国内の航空会社のうち,ANAなどは乗り入れていません。また東京はほとんどが成田空港となっており,羽田空港はLCCであるPeachとタイガーエアのみとなっています。

松山空港

羽田空港に着陸するチャイナエアライン(筆者撮影)

 松山空港の路線は桃園空港に比べると非常に少なく,また行先は東アジアの各国になっています。日本との路線は以下の通りです。

  • チャイナエアライン(羽田)
  • エバー航空(羽田)
  • JAL(羽田)
  • ANA(羽田)

 以上から日本の就航地は羽田空港で,すべてFSC(フルサービスキャリア)であることがわかります。

アクセス

桃園空港のアクセス

 桃園空港は先ほど述べた通り,台北市ではなく隣の桃園市にあります。ですので不便に感じる方もいるかもしれませんが,実際はそこまで悪くなく,「桃園捷運機場線」という路線で台北駅に1本で行くことができます。おおよそ40分弱で到着でき,東京で言うところの成田空港的な位置関係にあります。

松山空港へのアクセス

 松山空港は桃園空港とは異なり台北市に存在するため,比較的好アクセスです。台北駅へはバスでのアクセスが良く,およそ15分で到着します。地下鉄文湖線も乗り入れており,台北101などにも1回乗り換えるだけで行くことができます。

どちらが便利か?

 桃園空港と松山空港の違いは以下のようになります。

  • 中心部への近さは松山空港に軍配が上がる
  • 就航する航空会社は桃園空港のほうが多い(特にLCC)

以上のことから,桃園空港をおすすめする人は以下のような人になるでしょう。

  • LCCで台湾を訪れる人
  • 羽田空港以外から直行する人
  • 台北を訪れた後に他の国へ行く人

また松山空港がおすすめな人は以下に当てはまる人と言えるでしょう。

  • 羽田からJALやANAを利用したい人
  • 中心部からのアクセスを重視したい人

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