【2023秋】秋の乗り放題パスを解説!【JR】

JR九州

 この記事ではJR線に乗り放題な,秋版青春18きっぷともいえる「秋の乗り放題パス」について解説しています。青春18きっぷについては以下の記事で解説していますので併せてご覧ください。

秋の乗り放題パスとは

JR東日本HPより引用

 秋の乗り放題パスとは青春18きっぷが設定されていない秋に使えるフリーきっぷで,3日間JR線と一部第三セクター線に乗り放題となるおトクな切符です。新幹線や特急列車には乗ることができませんが,秋の3連休などにお得に旅ができるため,特に学生におすすめな切符となっています。

 青春18きっぷとの違いは有効期間ぐらいで,あとは北海道新幹線オプション券の設定もあるのでほとんど青春18きっぷと変わらない使い方ができます。以下で詳しく解説していきます。

秋の乗り放題パスの詳細

価格

 秋の乗り放題パスの価格は青春18きっぷとは異なり,大人と小人の設定があります。

大人7,850円
小人3,920円

この切符は3日間有効なので,大人であれば1日当たり約2,617円,小人であれば約1,307円となっています。

期間

 この切符は連続した3日間有効となっています。青春18きっぷと異なる点としては,有効日が連続3日であり,また複数人での利用ができない点にあります。

 発売期間は2023年9月16日~2023年10月20日で,利用期間は2023年10月7日~2023年10月22日となっています。青春18きっぷは秋の設定がありませんので,代わりとなるでしょう。

フリーエリア

 秋の乗り放題パスのフリーエリアは青春18きっぷと同じになっています。詳しく解説すると,JR線の普通・快速列車の普通車自由席(BRT含む),JR西日本宮島フェリーが乗り放題となっています。新幹線や特急列車には特急券を別に買っても乗ることができませんので注意が必要です。代行バスはそのまま利用することができます。

 また一部第三セクターも条件付きで利用することができます。例えば青い森鉄道線は「青森~八戸」間、「青森~野辺地」間及び「八戸~野辺地」間については、普通・快速列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます(青森・野辺地・八戸でのみ途中下車可能)。ほかにもあいの風とやま鉄道線の「高岡~富山」間については、西富山以遠(婦中鵜坂方面)と氷見線・城端線の駅(高岡駅除く)とを移動する際に普通列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます(高岡・富山でのみ途中下車可能)。そしてIRいしかわ鉄道線の「金沢~津幡」間については、西金沢以遠(野々市方面)と七尾線の駅(津幡駅除く)とを移動する際に普通列車の普通車自由席に乗車して通過利用する場合に限り、利用できます(金沢・津幡でのみ途中下車可能)。

 また一部区間で特急列車を利用することができます。奥羽本線「新青森~青森」間相互発着、石勝線「新得~新夕張」間内相互発着に限り、特例として特急・急行列車の普通車自由席が利用可能です(新青森~青森間相互発着に限り全車指定席の快速・普通列車の普通車の空いている席も利用可能)。また佐世保線「早岐~佐世保間」及び宮崎空港線「宮崎~宮崎空港」間内相互発着に限り、特急・急行列車の普通車自由席が利用可能です。この区間で指定席を利用する場合も指定席券を事前に購入して入れば利用できます。

オプション券について

 秋の乗り放題パスでは青春18きっぷと同様海道新幹線オプション券が発売されており,併用することができます。このオプション券を利用することにより,北海道新幹線の「奥津軽いまべつ~木古内」と道南いさりび鉄道「木古内~五稜郭」を片道1回限り利用することができます。

購入方法

 秋の乗り放題パスと北海道新幹線オプション券は全国の主なJR駅,および主な旅行会社で購入することができます。指定席券売機でも発売しています。

払い戻しについて

 列車の運休や遅延が理由での払戻はできません。また有効期間を過ぎた場合,もしくは利用開始後も払い戻すことができませんので注意が必要です。利用開始前でかつ有効期間内であれば,払い戻し手数料220円を引いた額が払い戻しとなります。

まとめ

 以上が秋の乗り放題パスのご紹介でした。青春18きっぷのない秋に安く旅行を行いたい人に非常におすすめな切符となっていますので,ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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