【日帰り】江ノ島・鎌倉観光の手引き

日帰り旅行

 この記事では、東京近郊の日帰り観光地として名高い江ノ島・鎌倉の観光地について紹介しています。

江ノ島・鎌倉ってどんなところ?

 江ノ島は、神奈川県藤沢市にある関東有数の観光地です。陸繋島「江の島」と対岸の片瀬や鵠沼の一部を含んだ地区の名称として「江ノ島」と呼ばれています。

 江戸時代から浮世絵や歌舞伎などで広く知られており、明治以降は鉄道の開通をきっかけにより多くの観光客が訪れるようになりました。

 東京都心からのアクセスも良好で、1時間強で行くことができます。鉄道網も充実しており、江ノ電江ノ島駅や小田急片瀬江ノ島駅があります。

 鎌倉は、江ノ島のすぐ近くにある、こちらも全国的に有名な観光地になっています。ここ鎌倉は、皆さんも知っていますでしょうが、鎌倉幕府が置かれていた場所でもあります。

 寺社がたくさんあるのが特徴で、全国的に有名なものでは鶴岡八幡宮や長谷寺の大仏があります。

 鎌倉はJR横須賀線と江ノ電が通っており、東京からは1時間弱で着くことができます。江ノ島へのアクセスもよく、江ノ電で24分ほどで着きます。

江ノ島・鎌倉のアクセス

 江ノ島・鎌倉に行く際は、

  • 電車

の2パターンが考えられます。

 おすすめは電車です。江ノ島や鎌倉は交通量が多く、駐車場探しにも一苦労します。特に鎌倉は付近にICがなく、少し離れたICを利用するしかないため、高速では少しアクセスしづらいです。

電車の場合

 江ノ島に電車で行く場合は、小田急片瀬江ノ島駅を利用する場合と江ノ電江ノ島駅を利用する場合の2つが考えられます。

 小田急の場合は、新宿や下北沢から直通する電車があり、都内からのアクセスも良好です。

 また、片瀬江ノ島までの電車となると本数が少なくなりますが、1駅手前の藤沢駅までなら多くの列車が来ます。そこから江ノ電に乗り換えて、江ノ電の江ノ島駅に行くといいでしょう。しかも藤沢駅には小田急だけでなくJR東海道線も乗り入れているため、新宿だけでなく、東京や品川、もしくは宇都宮線や高崎線といった東海道線に直通する路線の沿線からもアクセスが容易です。

 江ノ電は先ほど言った小田急やJRが乗り入れている藤沢駅とJR横須賀線が乗り入れている鎌倉駅を結んでおり、江ノ島と鎌倉のアクセスも非常に良いです。

 鎌倉にはJR横須賀線が乗り入れており、こちらも上野東京ラインに直通するため、宇都宮線や高崎線の沿線からも行きやすく、その上、総武線にも直通しているため、千葉方面の総武線沿線からのアクセスも良好です。

車の場合

 江ノ島に行く際は新湘南バイパスの「茅ヶ崎海岸IC」を利用するのがいいでしょう。

 「茅ヶ崎海岸IC」に行く際は、新湘南バイパスの「茅ヶ崎JCT」にて、平塚・小田原方面に向かい、一旦そこで料金所を通過します。そして「茅ヶ崎西IC」を通過すると、新湘南バイパス終点の「茅ヶ崎海岸」に着きます。すると、国道134号線との交差点につきますから、そこを左折し、ずっと進むと江ノ島に着きます。

 江ノ島の駐車場情報はこちらのページを参考にしてください。

 鎌倉の場合は、少し離れた横浜横須賀道路の「朝比奈IC」で降りるのがいいです。「朝比奈IC」からは県道204号線に乗っていくと鎌倉市内に行くことができます。

 しかしながら先ほども説明した通り、鎌倉市内は交通量が多いため、車で行くことはあまりおすすめしません。車で行く理由がないならば、電車を利用した方が賢明でしょう。

江ノ島・鎌倉の観光名所

 江ノ島と鎌倉には多くの観光名所がありますが、ここでは「ここだけは外せない!」と言った観光名所を紹介していきます。

新江ノ島水族館

Wikipediaより引用

 新江ノ島水族館といったら、巨大な「相模湾大水槽」でしょう。マイワシの大群といった、相模湾の環境を再現しています。

 また、新江ノ島水族館は、前身の江ノ島水族館時代からイルカの繁殖で有名で、1988年にはバンドウイルカの繁殖に日本で初めて成功しています。

 アクセスについては、小田急線片瀬江ノ島駅より徒歩3分、江ノ電江ノ島駅より徒歩10分となっています。営業時間などの詳しい情報はこちらのページでご確認ください。

江の島大橋

江の島大橋
Wikipediaより引用

 江の島大橋は、陸繋島の江の島と、本土をつなぐ橋です。人が通る側の橋は「江の島弁天橋」と呼ばれています。橋を渡り切るには約15分かかるほどの大きさの端になっています。この橋の江の島側は仲見世通りに面しています。

弁財天仲見世通り

藤沢市観光HPから引用

 江ノ島の中心といったらここ、弁財天仲見世通りでしょう。先ほど紹介した江の島大橋から江島神社までつながる参道で、旅館や飲食店、土産物屋が軒を連ねています。

 江の島名物のしらす丼をはじめ、さまざまな海産物を堪能できるため、お昼ご飯を食べたい場合はここで食べるのをおすすめします。

江の島アイランドスパ

 江の島アイランドスパは、江ノ島に入ってすぐ右に見える、天然温泉のスパリゾートです。このスパからは湘南の海や富士山まで見渡せます。疲れを癒したい場合はこちらを訪れるのもいいでしょう。

江島神社

Wikipediaより引用

 江島神社は、日本三大弁天の一つに数えられるほど、全国的にも有名な神社です。御社殿は「辺津宮」「中津宮」「奥津宮」の3つがあります。ここで祀られている江島弁財天は、幸福や財宝を招くと言われています。

サムエルコッキング苑

Wikipediaより引用

 サムエルコッキング苑とは、1880年にここの土地を買収したアイルランド人サムエル・コッキングが、植物園として開園したのが始まりです。

 この中にあるマイアミビーチ広場には、日本初のフレンチトースト専門店である「LON CAFE」があります。他にものちに説明する江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)があり、江ノ島のシンボル的施設となっています。

江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)

Wikipediaより引用

 江の島シーキャンドル(江の島展望灯台)は、日本初の民間灯台です。高さは60メートルで、先ほど紹介した江の島サムエルコッキング苑の中にあります。江ノ島のシンボル的存在といってもいいでしょう。

御岩屋道通り

藤沢市観光公式HPより引用

 御岩屋道通りは、江ノ島の頂上付近からのちに説明する岩屋洞窟まで続く商店街です。先ほど紹介した弁財天仲見世通りほど大きくはありませんが、飲食店や土産物屋などが立ち並んでいます。

鶴岡八幡宮

鎌倉の有名な観光地の1つである鶴岡八幡宮は11世紀後半に建てられ、武運の神様をはじめ、様々な神様がおり、昔から信仰を集めています。場所は鎌倉駅から徒歩で行ける距離にあり、その広大な境内には様々な神様が祀られています。

高徳院

鎌倉といえば大仏が思い浮かぶ人が多いでしょう。ここにはその大仏があります。高さは13mを超えるほど巨大です。鎌倉に来たら1度は訪れるべき場所でしょう。最寄り駅は江ノ電の長谷駅です。近くには長谷寺もあります。

まとめ

江の島・鎌倉は関東を代表する観光地となっており、様々な観光地があります。特に夏は海水浴客もたくさんいるため、多くの人でにぎわいます。付近では交通渋滞もみられるので、ぜひ電車で行くことをおすすめします!

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